先週は手が回らずにイルギに2日とも更新してもらいました…。
今週は帰ってきましたよ!
Twitterで小道具担当の紹介をした所ずいぶんと反響がありました!
彼も愛されていますねー笑
今日はそんな小道具の話にしましょう!
わかりやすいアイテムならともかく、
小道具と大道具って演劇など表現作品ではしばしば境界が曖昧になることがあります。
「どう見ても大道具さんで作ってもらった方が早いでしょ?タタキをお願いします!」
(舞台関係ではトンテンカンカンやることをタタキって言った利します)
そんなものも作品によって出てくることがあるかと思います。
まず、結論から言うと小道具と大道具の境界は正確には線引きされていません!笑
なので感覚的に大きさの大小とか、
もっと言うなれば舞台上の登場人物が動かすか動かさないか?
というイメージがあるのではないでしょうか?
はい、それで大体正解ですね!
小道具は誰かに使用される、つまり誰かに所有されるものです。
なので、小道具は登場人物そのものに大きな関わりを持ちます。
もっと言えば「登場物」とでも言いましょうか?
物語の中である人物と強く関わり、関係性を持つ存在。これが小道具です。
表現作品の中ではかなり登場人物そのものに近いと言っていい存在でしょう。
ですから、すぐれた小道具は
登場、使用、退場をしっかりと丁寧に扱われるべきものです。
役者の演技ともなかなか近い部分があります。
私の尊敬する演出家フランク=ハウザーの本には
チェーホフの言葉で、
「不要なものを置かないように」
また、劇作家ロミュラス=リニーの言葉で
「舞台にあるものは必ず使いきるように」
と書かれています
(だーいぶとはしょってますよ。気になる人は「演出についての覚え書き」読んでみてください。)
個人的には後者の考え方が僕は好きです。
しかし、リニーの本を読んだりしている訳ではないので…!まだまだ勉強することが山積み…!
そして喋り出すと色々まとまらずに話が溢れてしまっています…。
結局、小道具を考えている内に、僕ももっと簡潔に表現をまとめることに努めようと思ったので…笑
今日はこの辺で!